FOOD

2026.08.06

「白桃ミルク」と「こぐまちゃん」
真夏のつめたいご馳走で、
「かき氷」の魅力を堪能する

心斎橋ミツヤ

今年もやってきた「こぐまちゃん」

「かわいそぅ~!」と聞こえてきそうですが、実際かわいそうです。
☑チョコチップのつぶらな瞳。ピンっと立てるミカンの耳。バニラアイスのマズル
ぜんぶ甘くて、冷たくて、おいしくて、なので仕方がないのです。
そう「心斎橋ミツヤ」の「こぐまちゃん」の件です。今年もこの季節がやってきました。こぐまちゃんがこの街に降り立ってから10年以上。もう10年以上なんですって。

心斎橋ミツヤのおさらい

さて。ここ心斎橋ミツヤを語るにおいて、そのルーツは1943年の甘党喫茶「みつや」の創業にさかのぼります。1947年に3店舗目として開業した「心斎橋ミツヤ」。

 

さらにさかのぼること明治30年の後半。
六甲山から氷を切り出し、製氷して馬に運ばせ、現在の福島区で販売していた「小儀凍氷店」。
当時、氷はとっても高価なもので一部の富裕層しか「味わう」ことがなかったそう。大正時代には機械で氷が作れるようになり、そして…大正10年。
「小儀凍氷店」の小儀氏は「小儀式氷削機」を開発。庶民が気軽に「かき氷」を味わえる時代を牽引したのです。

一見、トリッキーなメニューとして映る「こぐまちゃん」。氷菓子に歴史の長い心斎橋ミツヤの矜持がギュッと詰まっているんです。
なんといっても魅力的なのは純氷仕立ての「頭」と「顔」。
純氷とは、良質な水をながーい時間かけて凍らせたもの。それは、空気をほとんど含まない、結晶密度の高い氷なのです。そこに含ませるのは練乳ベースの特製シロップ「氷糖蜜(ひょうとうみつ)
・先口はふんわり、
・中口はジュンワァァァァと甘味が広がり、
・後口は余韻を残しながらも爽やかな風合い

そう!2026年の今年は心斎橋ミツヤのかき氷がいかに魅力的か?ここをとことん追求したい。ながいながい歴史に裏付けられた、今日が進化の最新地点なのだから!

今年のおすすめ、なんですか??

ここで登場いただくのが店長の高嶋さん。
「もちろん、全メニューがおすすめです。ところが…」
ところが?「今年アップデートした人気メニューがあるんですよ」と意味深な笑み。
☑今年アップデートした人気メニュー、それいっときましょう

それが『白桃ミルク』なのよ♡

まず、このヴィジュアルが圧巻。白×ベージュ×ピンクのニュアンスカラー。これは、まさに、アレだ。夕刻にモコモコの夏雲が陽に照らされ始める、あのワンシーンを思い起こさせて、なんだかとっても風流なんです。ゴロゴロと乗る白桃も目の毒ですね~(嬉しい困惑)

鮮烈な「桃」の香りに眩暈(めまい)必至

とにかく香り立つ「桃」が圧巻。右脳を直撃する桃の薫香はまがい物の香料なんかではありません。「白桃をカットしてシロップに漬け込んでいるんです」と明かす高嶋さん。生の果実(桃)ゆえの鮮烈な香りは手間を惜しまない心斎橋ミツヤならばこそ!

トロリとこぼれるぜいたく「果肉感」

さらにはこのソースにも注目。フタを空けた瞬間のまぁーーーーーーーーーーなんたる衝撃。たっぷりと氷にかけられる量もぜいたくに、トロリと粘度がたまらない。みなさま、もしできるなら、このソースだけでいちど味わってみて。吹っ飛びますよ♡♡ で…、このソースの正体は?というと

「白桃をすりおろしているんです。そこに蜜やミルクなんかも加えてます」と教えてくれる高嶋さん。さて、ここまでで「白桃」パートの説明はすべてです。ここからは「かき氷」としての完成度に迫っていきます。

氷の変容が味わいの鍵、「かき氷」設計構築

スプーンで触れた瞬間に「フッ」と指先に儚い感触を伝える、フワフワの氷。桃の持ち味を受け止めて、口内にスッと広げる最適な媒体!!選り抜きの氷削機にも秘密がありまして、

純氷が最も繊細にフンワリ感を持って削られるための刃の調整を綿密に設定。純氷にこだわり、氷の削り方にこだわり、ソースにこだわると、どうなるのか!それが・・・

このひとくちの状態に如実に現れる。

【 表面 】
果肉感たっぷりのソースを受けた氷は融解(ゆうかい)を始め、
融解を始めた氷は「シャリ、パリッ」な食感へ変化
ソースの旨みをたっぷりと湛える

【 一層深め 】
上記の表面よりも氷の融解度は低く、
「融解」と「融解してない」の間を「ふわ、シャリ、パリッ」な食感
クリアな氷の風合いにソースの旨みがそっと添加される

【 二層深め 】
氷の融解度はゼロ
「ふわふわふわ~♡」な食感
雑味なしの純氷の味わい

という、グラデーションが「ひとくち」の中に誕生するわけです。つまり「氷の変容」それ自体を味わいの核とした設計思想となっているわけ。主な構成要素は「氷」「桃」「シロップ」なんですが、そこに「熱」と「時間」の指数を加えると、まさに指数関数的なポテンシャルを発揮。
☑これが、これこそが、「かき氷」の本質!

「このメニューを選んでくださる方は“白桃”が味わいたいんです。ゴロゴロと載る白桃そのもの、すりおろしてソースになる白桃、白桃の魅力をさまざまな形で伝えることが、このメニューの役割なんです」と明かす高嶋店長。

白桃の魅力とかき氷の魅力が相乗も演算もする、この逸品。唸ります、唸りますよ、ぜったい。
とかくエッジの効いたかき氷メニューが話題になりがちな昨今。「白桃の持ち味をかき氷で伝えよう」という真っすぐな目的をギリギリギリギリの高い精度で結実させる奇跡の一杯。それが、ながいながい歴史に裏付けられた「心斎橋ミツヤ」のフィロソフィーなのです!

◆こぐまちゃん(ミルクorいちご)/1,045円
お子さま限定価格/770円

◆白桃ミルク/1,210円

◆トッピング
アイスバニラ、アイス抹茶 各88円

◆そのほかにもメニューあり!

※上記金額は税込価格です。
※紹介商品は一例です。在庫は流動しますのでご了承ください。

店名:心斎橋ミツヤ
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-3-21
TEL:06-6211-1028
URL:http://www.mitsuya.co.jp