FOOD
2026.06.10
空前の抹茶スイーツブーム!
1869年創業『宇治園』は、
アップデートを続ける!
宇治園(喫茶去)
全世界規模の“抹茶ブーム”
ここ数年、全世界規模の“抹茶ブーム”なんですって。抹茶そのものはもちろん、抹茶を使った甘味も人気。ここでワタクシはもの申します。
☑あまりにも過激な魔改造メニューは悲しくなるで。
全世界が抹茶にLOVEコールを贈ってくれるのは嬉しい。けれど“抹茶”そのものの魅力を引き出せないどころか打ち消すような「ソレ」って、抹茶である意味あらへんやん。じゃぁ、本物はどこにあるのか?
☑心斎橋筋商店街の宇治園2Fの喫茶去に行ってみなはれ。
“宇治園”のおさらいです。
京都山城にて1869年創業、現在は心斎橋に本店をかまえる老舗茶舗『宇治園』。初来店の際はこの外観を目印に!
外観向かって左側には、こんな階段があります。商店街の活気が少しずつ遠のいていく、魅惑的なアプローチ。
そうしてたどり着くのが、2Fの「喫茶去」。ちょっと隠れ家チックな雰囲気がいいでしょ??
ちなみに!ワタクシは好んで階段を使いますが、1F奥には2F喫茶去に続くエレベーターもあります。ここからは店内の雰囲気をご覧ください♪
美しい陰影、抑制の効いた空間デザイン。
これぞ日本の美意識…と目を細める店内で、ワタクシもいくぶん淑女気分。
店内意匠は日本を代表する芸術家「綿貫宏介」氏が手掛けていることでも知られています。
アート全般やレタリングに興味のある方も、ぜひ足を運んでみて欲しい空間。
ここでみつけた。珠玉の抹茶スイーツ
そう!今日ここで味わうのは『モンテヴェールプレート』※ドリンク付。
実はこのメニュー、数年前から同店で高リピートを誇る〈特Aランク〉人気メニュー。
そんな〈ほっといても売れる=手を加える必要なし〉なメニューがアップデートを果たしたのが今年の1月。伊藤店長は「どれだけ人気のメニューであっても、定期的な見直しは必要です」と話します。
さて、そのあたり…作り方を追いながら謎を解き明かしていきます。
まず、用意されたのがワッフルボウルに載ったアイス。そしてナッツやベリー類。
このへんの詳細は後述するから、サクッと流していくよ。
そして、ここに注がれるのが…抹茶モンブラン!
わーーーーーおぅ♡♡♡
もうニンマリが止まらず、心拍数も上昇。ところが。スプーンを差し込んだ瞬間から、なんとも数奇なエトランゼが始まっていくのです…
スタート→ゴールの幻想的な語り手
まずは抹茶モンブラン。
1.5mm厚みのモンブランは、線状の食感をしっかりと感じさせながらも口中でとろける、テクスチャーの妙味。とろけた瞬間に「パッ」と広がる白餡の自然な甘みと〈抹茶〉の風合い。
鼻を抜ける爽涼とした抹茶香が右脳を直撃。
つぎに注目はシュガーコートされたピーカンナッツやベリー類。
木の実が湛える香ばしさとベリーの放つ瑞々しさ。
乾きと湿りが、滋味や酸味を混在させ、その脇に絶えず醸される〈抹茶〉の風味がさまざまな表情を魅せていく…
膝を叩いたのが、栗の甘露煮!
抹茶のポテンシャルが広がり続ける口内に、モンブランのマロン感を「フッ」と立ち上がらせる最適な仕掛け。この意表の突かれ方、華麗な不意打ち、小憎い面食らいは「みごと!」としか。。。
繊細かつ瀟洒な抹茶モンブランを軸に、多彩なキャラクターが登場しては緩急を弾ませていく。
実は・・・その最大の功労者は「抹茶アイス」だったのです。さあ、ここからがタネ明かし!
そう、まさに影の功労者は〈抹茶アイス〉。「このメニューがアップデートされるまではスポンジケーキとクリームが入ったケーキタイプのモンブランだったんです」と話す伊藤さん。
もちろん&当然、ケーキと抹茶モンブランの相性は抜群だった。
が、しかし。「抹茶モンブランの(白餡の)魅力をより幅広く、国内外もっと多くの方々に体感して欲しい。そこで…」そう!そこで大胆なリニューアルに挑む喫茶去のメニュー開発チーム!
抹茶モンブランと新しく対峙させたのが抹茶プレミアムアイスクリームだったワケです。
これが生んだ効果は予想以上!
まず、冷温の緩急がつくこと
そして、モンブランとアイスの2方向から〈抹茶〉を体感させること
さらには、2種の抹茶対比にナッツやベリーに甘露煮が際立つこと
つまりは…味わいの密度がグググググっと上がったワケなんですね♪
それだけやあらへん。
アイスの底に忍ばせたピーナッツクランチや、抹茶モンブランの頂上にそびえる小豆も味わい際立ち、食べ始めから食べ終わりまで、かなりの幻想的なエトランゼ体験が待っています。
もちろん、箸休めには〈抹茶〉を
選べるドリンクには、迷わず「抹茶」をセレクトして欲しい。
モンブラン、アイス…と来て、点てたばかりの温かな抹茶が、真打ちとばかりに〈抹茶〉の魅力を伝えてくる。味覚にも心にもスッと。
その風合いが、モンブランやアイスの抹茶と地続きにあることを感じ取った瞬間に、嘘でもまがい物でもない、ほんとうの抹茶の力に心地よく打ちのめされること請け合いです♡
お茶の老舗店だからこそ、素材の力を大切に。
これだけではありません。
同じく『モンテヴェールプレート』※ドリンク付には「ほうじ茶バージョン」もあります。こちらも〈ほうじ茶アイス〉を中身に据えて、栗の甘露煮は渋皮栗を選んだり、炒り玄米で香ばしさを後押しするなどの仕掛けが目白押し。
「ほうじ茶バージョンは〈ほうじ茶〉の魅力を体感してもらうためのあらゆる伏線を張っています。私どもはお茶のお店。お茶の本来的な魅力と未知なる新たな力の双方に挑んでいくことが使命ですから」とニッコリの伊藤さん。
最後に。理性を失うのももちろんあり!
最後にワタクシから。1869年創業の老舗も老舗。
そして、お茶本来の魅力をとてもとても大切になさっている喫茶去さんで、禁断の理性飛ばしです。最後に残ったワッフルコーンに、抹茶アイスも抹茶モンブランもたっぷりと載せて、ナッツもベリーも栗の甘露煮もしっかり載せて・・・
モガァーーーーーーーーーっとひとくち。
これがたまらんうまい!!!!!あーーーー生きててよかった、くらいのインパクトありますからね♪お試しください♡
◆モンテヴェールプレート(抹茶・ほうじ茶)ドリンク付き/1,430円
・選べるドリンク(Hot/Ice)
煎茶/抹茶(楽只)/ほうじ茶/珈琲
・選べるドリンク(Hotのみ)
季節のお茶
ドリンクは+110円でラテに変更可能
※価格は税込みです。



























